ドイツのメーカー,ROHRER&KLINGNER ローラー&クライナーの「サリックス」という
没食子インクで描いてみた。羽根ペンで紙に線を引くと,明るいブルーの色合いがきれい
なインクだ。画像では,分かりにくいが,没食子インクの特性で,空気と光に触れて時間が
経つとブルーが少し落ち着いた色に変わっていく。紙は,モロー水彩紙の粗目を使用した。
羽根ペンの軸先を使って線描した後で,その一部を少し薄めた没食子インクで滲ませて
みた。前述の土井原氏の講座では,精製水で薄めたインクを羽根の先の部分に付けて描
いていくと,前に線描したところも滲ませることができることを紹介されていた。
面としての表現,遠景の表現なども,こうしたやり方で描けることが分かる。
2016.12.17. 没食子インク(サリックス),羽根ペン,モロー水彩紙粗目,F6
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