裸婦1 SM ダーマートグラフ 水彩
裸婦2 SM ペン 水彩
裸婦3 SM ダーマート 水彩
裸婦4 B4 ケント紙 ダーマート 水彩
裸婦5 P6 ダーマート 水彩
裸婦6 SM ペン 水彩
★月1回のクロッキー会で、裸婦を描いている。5分ポーズを4回描いて手が
慣れてきたところで20分ポーズでじっくり描いていく。20分という時間が
あっという間に過ぎていくが、私の場合、簡単な彩色もすることにしている。
やはり、少しでも彩色することで、モデルの動きと雰囲気を表していける
ように思うからだ。5、6年ほど続けてきているが、裸婦クロッキーは、
奥が深いように思う。もちろん裸婦クロッキーに限らず絵の世界に言える。
★裸婦クロッキーでは、コンテとクロッキー用の画紙を使うのが一般的の
ようだが、私の場合は、クロッキー用紙より厚手の水彩紙やケント紙を
使うようにしている。水彩絵の具で彩色すると、薄手の紙では波打ってし
まい、色を重ねたり、滲ませたりすることが遣り難いからだ。
★クロッキーは、陰影や明暗を描き込んでいくのではなく、線描と、それに
馴染むような彩色をすることにとどめるような方法をとっている。陰影や
明暗を色彩の助けを借りて表現するようなやり方を追求したいと考えて
いるからだ。人物の存在感や生命感を表現できるようなクロッキーを
線描と彩色で調和させていきたい。
★『佐藤忠良のクロッキー入門』(求龍堂)の中では、様々な描写材料が
示されているが、自分の好みや使い慣れたものに固執することなく、
いろいろな材料に親しんで幅を広げていくことが大事なことだと思う。
私の場合は、今のところ、「ダーマートグラフ」(忠良さんの本には
紹介されていない)と、ペン(レタリングペン)をもっぱら使って描くよう
にしている。いろいろな描写材料を組み合わせて使うなど、これから
遣ってみたいことがいろいろあるのが、クローキーの良さでもある。
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